人生で訪れた国 〜マレーシア〜 Vol.2
こんにちは、まめるりです!
マレーシアで体験したことは、私たちの生活とマレーシアの生活が結びついた、不思議なものでした。
ある日、私は叔父に連れられてホテル近くに農園に行きました。
そこに広がっていたのはゴムの木の森。
森といっても手入れされた木が植わった農園で、この農園から採取されたゴムの木の樹液が日本に輸出されている、ということを通訳の人に聞きながら農園を散策しました。
ゴムの木から垂れる樹液を集める日に焼けた奥さん。
樹液を固めるために、昔の洗濯機に取り付けてある脱水機のようなものを何度もまわして昔ながらのゴム造りを見せてくれる農園の主人。
高いココナッツの木の上に登り、実を落としてココナッツジュースを飲ませようと頑張ってくれた中学生の息子さん。
この家族が作ったゴムの樹液が、巡り巡ってもしかしたら私の家の冷蔵庫のクリップにかかっているかもしれない。
そんな想像は、今まで未知で茫洋としていた"せかい"を私のいる世界に繋げてくれました。
No.12