人生で訪れた国 〜修学旅行編〜 Vol.3
こんにちは、まめるりです!
シンガポールで受けた衝撃とはまた別に、マレーシアでもまたそれまで想像もしていなかった世界を味わいました。
マレーシア家庭を訪問したときのこと…
とある家庭に私たちの班が招き入れられると、お父さんが熱心にお茶とお菓子を勧めてくれました。
そして、毎朝シンガポールに出勤していること、娘さんがインドネシアでモデルをしていること、日本が大好きでいつか訪れたいことなど、こちらも熱心に語ってくれました。
そのころの英語力はしれたものでしたが、ゆっくりと丁寧に、やさしく話してくれたのが印象的でした。
でも、もっとも印象に残ったのは、国をまたいで活動するのが普通、というお父さん家族の感覚です。
日本語を話し、日本人の中で働く以外の道が見えづらい、閉じた国の感覚でいた私は、言語や国の違いの問題さえ"問題"にせずに他の国で働く人がいる事実を、すぐには飲み込めませんでした。
グローバルに生きる、ということは私の中で抽象的でどこか遠いものだった。
その感覚をまざまざと感じた家庭訪問でした。
No.15